植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介する”Plantia Q&A” 園芸のベテランの方はもちろん、ガーデニング初心者の方、ガーデニングを始めようとお考えの方に育て方のポイントや疑問をわかりやすく紹介しています。 今回は「菊」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます ▼チャプターリスト 菊は、中国原産の多年草です。 直立した茎の頭に花をつけ、そのまわりに舌状花を咲かせるキク。花の大きさや花数は種類によって異なり、仕立て方もさまざま。手をかければかけるほど美しい花を咲かせるとも言われており、菊人形のような観賞文化も盛んです。ポットマムや小菊は、一般家庭でも育てやすいです。 続いて一つ目のよくある質問です。 「菊にはどんな種類があるの?初心者におすすめの品種は?」 菊と一口に言っても種類は様々で、それぞれ特長も育て方も異なります。 大きく四つに分類することが出来ます。 まず「大菊」。菊人形や菊花展などで見られる鑑賞菊です。 次に「小菊」。盆栽仕立てで楽しむ家庭用鑑賞菊です。 三つ目は「野生菊」。山野草として知られる菊です。 四つ目は「ポットマム」アメリカから伝来した洋菊。 小菊は花色が豊富で、白やピンク・黄色・オレンジなど、美しい色彩を楽しめます。 また耐寒性があり、ガーデニング初心者の方にも手軽に栽培を楽しむことができます。 続いて二つ目のよくある質問です。 「どんな場所が菊の栽培に適していますか?育てるポイントはありますか?」 菊は日光を好みます。 1日のうち9時間〜15時間程度は日光がしっかり当たる場所で栽培しましょう。 また、菊は単日植物です。 夜間に光が当たると花がつきにくくなってしまいます。 電気や街灯などが当たらないよう、ダンボールをかぶせて真っ暗にするなどの工夫が必要です。 4月~7月には摘心を行いましょう。 本葉が6~8枚になったら、脇芽がたくさん生えるように行い、枝に葉が5,6枚ついたら芽の先を摘み取ります。育ちすぎる前に先端を切ることで分岐が進み、花数を増やすことが出来ます。 夏前に行いましょう。 三つ目の良くある質問です。 「肥料の与え方を教えて下さい。コツはありますか?」 菊は肥料を多く必要とします。花付きを浴するのに、肥料は欠かせません。肥料切れを起こさないようにしましょう。植えつけ時は元肥をしましょう。元肥には約1年間肥料効果が持続する『マグァンプK中粒』がおすすめです。 生育期に当たる3月から10月前後にかけて、肥料を与えることで花つきや花持ちが良くなります。 土に置くだけの「プロミック いろいろな植物用」がおすすめです。 また、開花時期になったら、液体肥料『ハイポネックス原液』を水で500倍に薄めたものを1週間に1回与えましょう。 最後に、 菊の育て方の基本情報です。 植えつけは、日当たりと風通しの良い場所で、水はけの良い用土を利用しましょう。 水やりは、鉢植えの場合、表面が乾いたら株元にたっぷりと与えます。庭植えの場合は、特別な水やりは不要です。花には水がかからないように注意しましょう。 病害虫で注意したいのは、アブラムシやコナジラミ・ハダニなど。見つけたら殺虫剤の活用も。 いかがでした か? この他にも、植物に関する良くある疑問にお答えしていきます。是非チャンネル登録してくださいね。
菊科の植物
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