黄斑上膜(黄斑前膜、網膜前膜)に対する硝子体手術の膜を除去する部分のみを集めました。 症例1 網膜の前面に張った黄斑上膜を内境界膜とともに除去します。 症例2 黄斑上膜が見えやすくなるようにトリアムシノロン(ステロイドの微粒子)を吹きかけてから、黄斑上膜を除去します。中心窩に残ったわずかな膜もトリアムシノロンで確認しながら、除去します。 症例3 比較的簡単に除去できた黄斑上膜です。 症例4 2回に分けて黄斑上膜を除去しています。使用した顕微鏡はOMS-800 OFFISS(Topcon社)で、前置レンズに+40Dを使用しています。このレンズは、広い視野で明瞭に網膜観察ができ、立体視が非常に良いため、黄斑上膜に代表される後極部疾患の手術に便利です。 症例5 中心窩に黄斑上膜と網膜の癒着が強い症例のため、周囲からゆっくりと黄斑上膜を剥離していきます。時間はかかりますが、網膜を傷めないように細心の注意を払います。 症例2から症例5では、網膜前膜除去のために開発したHorio ILM/subretinal forcepsを使用しています。この鑷子は先が丸く、網膜を傷つけにくくなっています。また、膜をしっかりと掴めるように、把持する部分が広くなっています。
黄斑上膜,手術後
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