今回は妊娠中にステロイド外用薬を使用することによる、赤ちゃんへの影響について解説しました。 基本的には、よほど大量の使用でない限りは赤ちゃんへの影響は心配しなくて大丈夫です。 strong以上のステロイド外用薬を300g以上使用した場合には低出生体重児のリスクが上がるという報告があります。 【参考文献】 1)Chi CC, et al.:Updated evidence-based (S2e) European Dermatology Forum guideline on topical corticosteroids in pregnancy.J Eur Acad Dermatol Venereol. 2017;31(5):761. Epub 2017 Feb 24. 2)Chi CC, et al:Pregnancy outcomes after maternal exposure to topical corticosteroids: a UK population-based cohort study.JAMA Dermatol. 2013 Nov;149(11):1274-80. 3)Chi CC, et al.:Safety of topical corticosteroids in pregnancy. Cochrane Database Syst Rev. 2015 Oct; ※注意 このチャンネルで紹介されている内容は、up to dateや日本の教科書に沿ったものとなっています。しかし、時々、製作者(Youtubeレディースクリニック院長)の病院勤務における臨床経験に基づいた主観も入る場合があります。 このチャンネルで紹介されている治療や薬剤についても、up to date、教科書、ガイドラインに載っているような代表的な治療法、薬剤を紹介しています。 ご自身が処方された薬剤と違う名前の場合がありますが、間違った処方とは限りません。薬剤には似た作用を持ちながら、発売時期や発売会社によって名前が違うものが多々あり、ご自身が処方された薬剤については、名前と作用をインターネット等で検索してしらべることをお勧めします。
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