【対処法を知ろう】熱性けいれん「知ってなっ得!感染症の予防#6その5」

【対処法を知ろう】熱性けいれん「知ってなっ得!感染症の予防#6その5」

熱性けいれんは、主に1歳前後をピークに見られます。子供達が38度以上の発熱に伴って、発作を起こす疾患です。手をガクガクしたり、足をガクガクしたりというけいれんです。 昔から言われている“舌を噛まないように口に箸を入れたりタオルを入れたりというのは、むしろ嘔吐を誘発して、吐物が気管に入り、事故が起こる可能性があるので、やめた方が良いです。 熱性けいれんは短ければおよそ30秒、平均でも3~4分程度でおさまります。すぐに普通の状態に戻るようであれば、急いで医療機関を受診する必要はあまりありません。しかし、てんかんなど、他の病気の可能性がないわけではありません。 何分かかったか、何分で終わったかを医師に伝えると良いと言います。スマートフォンやビデオカメラで、様子を撮影しておくと、医師に見せる際に非常に参考になります。 ※この動画は、2016年11月20日に広島テレビで放送した番組の内容を再編してお送りしています。 ※この動画でお伝えしている情報は、2016年11月当時のものです。 医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏 協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏 協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ 更新:2016/11/20

熱性けいれん,予防