「福岡大学 新技術説明会」(2019年5月21日開催)にて発表。 【新技術の概要】 二分子膜からなる閉鎖小胞構造を有するリポソームは、ナノ生体デバイスとして期待されている。従来、リポソームは、生体に有害な有機溶剤を用いて製造されていた。有機溶剤を用いずに、実用性の高い高濃度のリポソーム溶液を超臨界二酸化炭素と内部超音波照射により可能とした。 【従来技術・競合技術との比較】 従来、リポソームは、生体に有害な有機溶剤を用いて製造されていた。それを改善すべく、超臨界二酸化炭素と水のみで、有機溶剤を用いずに製造する方法も提案された。また、外部超音波照射や流体循環でリポソームの高濃度化方法も提案されたが、高濃度生産は困難であった。本技術では、実用性の高い高濃度化を実現した。 【新技術の特徴】 ・実用性の高い高濃度リポソームの製造方法 ・有機溶剤を用いないリポソームの製造方法 ・高圧容器内で内部超音波照射を用いるリポソームの製造方法 【想定される用途】 ・医療・医薬品開発支援ツール ・化粧品 ・機能性食品
リポソーム,製剤
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